はいたい!
ここは6年前の2014年のゴールデンウィークに、FairySoilで森のコンサートを行なった「県民の森」です。下は当時の写真です。
この時に「山の中を歩いていたけれど音が聞こえてきて癒されましたよ~」と山から下りて来た方々から声をかけて頂き、とても嬉しかったです。
そこで!登山コースがあるんだなぁということを思い出し、脚力強化に行ってきました。といっても、4月中旬の半月以上前の話です。今現在は全国に緊急事態宣言が出されているので、県民の森自体に入れないと思いますが、写真で自然をお楽しみ下さいね。
オカリナを吹いたのは中央公園ですが、その脇からの登山コースBから入っていく方々がいらっしゃったので、同じように登山道に入りました。最初から階段です(><)
ちょっと平坦になったかなぁと思うとまた階段!また階段!階段は自分の歩幅で歩けないので歩きにくいですね~。段の狭いところは1段飛ばしでホイッ!ホイッ!と軽快に上ります。
その時、向かい側から高校生ぐらいの男の子が、そしてお母さんらしき女性が下りてきました。突然「先生~!」「オカリナの!」と声をかけられビックリΣ(・ω・ノ)ノ! 大変失礼ですが見覚えがありません。「そうですが、ごめんなさい!どなたですか?」帽子を被っていらっしゃるし、以前はかけていなかった眼鏡もかけていらっしゃるので全然わかりませんでしたが、読谷村紅チームのメンバーだったCさんでした。こんなところで偶然にも再会するとは!本当にビックリ!!
さてさて再び歩き始め、今回はウグイスの鳴き声と共に「ジーーーッ」と蝉の鳴き声も聞こえてきましたよ。早いと3月から聞こえるそうで「イワサキクサゼミ」という小型のセミらしいです。
植物案内板もあちこちにあります。真ん中のミミズク?は登山道入ってすぐのところにあったオブジェ。
分岐点には案内表示があるので大丈夫です。右の冒険の森へ進みます。すぐに少し海が見える場所に到着。さらに進むと足元に「標高161m」の表示と共に、青い空!青い海!の絶景が広がる展望場所に着きました。でも案内図にもその場所にも「展望台」等々の看板はありません。 後で、あそこが一番景色良かったんだぁ~、という感じでした(^^;)
沖縄のつつじは3月がピークですが、山の上は風が通りやすいためかまだ咲いていましたよ。
では、絶景をどうぞ!
左は、ハイアットリージェンシー瀬良垣、その奥にインターコンチネンタルANA万座ビーチリゾートなどの大きなホテルが見えます。
すぐそこには恩納村立安冨祖小中学校が見えますが、その前に広がる濃い青と薄い青の海の色合いが綺麗で・・・何とも言えないですね~(*^^*)
ここまで30分ほどですが、ここからは下りです。小さな水流があり、周りの木々も熱帯雨林特有の植物が増えてきました。
20分ほどで車道へ出ました。
あれ?案内図では途中から「竹の森」へ行く道があったはずなのに?戻ってウロウロ・・・分岐点は見つからず「スポーツの森」に出てしまい更にウロウロ・・・。まぁいいか!渓流コースへ行きましょー!と舗装道路を歩きます。
すると今度は道路脇の木の上から「コツコツコツコツ」木を突く音が聞こえてきました。そーっと真下に行くと・・・見つけましたよ!(^^)!
白黒の背中、後から調べましたが、小型のキツツキ「リュウキュウコゲラ」でした。スズメより一回り大きいぐらいのサイズです。以前もらった「名護岳動植物観察ガイド」には、方言「キーチッチャー」と書いてありました。ノグチゲラの方言が「キータタチャー」とあるので、キーは木?でしょうか?
コゲラを眺めていると再び「先生~!」と、Cさんと息子さんが渓流コース方面から歩いてきました。コゲラはそれでも逃げずに一生懸命木をつついていましたよ。Cさんと思い出にパシャリ!
その後Cさんたちは竹の森へ向かいました。私は渓流コースへ。「雨天時進入禁止」の看板がありますが、増水すると危ないんでしょうね。当日は晴れていても前日に雨が降ったりすると増水していることもあるので、行かれる場合は天候に注意して下さいね。
いくつか小さな橋を渡りつつ涼しい森の中を歩くコースは20分ほど。
合計、1時間30分のトレッキングでした。いえいえ、このぐらいだったらハイキングという言葉の方が良いかも・・・という気軽に楽しめる「県民の森」でした!